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130.クイズ番組

皆さまお早うございます。
どんと焼きの煙を浴びて健康祈願、賽銭を放って二礼二拍手一礼で家族安全、その後は家内安全、旅行安全、交通安全、健康等々のお守り、お札に大枚をはたき、これでお正月気分が終わった感じ。(「商売繁盛」を買わなかったけど、大丈夫かな。)

新能登メール(130):クイズ番組 送ります。

私はクイズ番組が大好きです。全部ではありませんが、毎週欠かさず見ているという番組もあります。前にも書いた記憶がありますが、問題が出て、テレビ出演者の回答より1秒でも早く正解を答えたときは、快感、なのであります。

クイズ番組では、テレビドラマで主役を取る人気のアイドルが回答者になることがよくあります。いかにも頭がよさそう、なのに、いざ問題が出されると、小学生並みの漢字が読めない、書けない。常識問題が解けない、答えに窮する。「こいつ、意外とバカなんだ」と思うことしばしばであります。これも、快感、なのであります。

確か「東大王」というクイズ番組があったと思います。私は見たことがありません。東大生がクイズに挑戦し、一番を競うもの、あるいは日本全国からクイズに自信がある人たちが参集し、東大生チームと戦う、という番組と聞いています。この番組とは別に、東大対京大、というクイズ番組が結構あります。北大、九大などその他の大学の名前は聞いたことがありません。日本では、東大が一番、京大が二番、三番以降はなし、のような「都市伝説」でもあるのでしょうか。テレビのプロデューサーがそう考えているのでしょうか。国民がそう思っているのでしょうか。だとすれば、それは洗脳です。大きな誤解です。

それでその東大卒、京大卒の回答者、例えば弁護士、医者などがクイズに答える。ときどき一般常識を知らない、時事熟語を知らない、という場面を見る。「チョー優秀」なはずの「この人たち、明日からどんな顔をして生きていくのだろう」と人ごとながらはなはだ心配になってきます。

東大生、京大生は「頭が良い」と一般に信じられているようです。しかし、私は違うと思います。彼ら、彼女らは単に「記憶力が良い」のだと思います。日本史の出来事を語呂合わせで覚える、というテクニックがあり、私も今でもいくつか覚えていますが、大学卒業直後の初任研修で一緒になった東大卒が何かの話題の折に「家康もいろいろお世話になりましたって死んだよね」といいました。1616年に家康が死んだのだそうで、初めてそれを知りました。へ~さすが東大卒、とそのときは思ったものです。

クイズ番組は、これを何というか、この人は誰、ここはどこ、という問題がほとんどです。それを「知っているか」「知らないか」で勝負が決まります。我々からすれば初めて聞く人名だったり、地名だったり、単語だったり、熟語だったりで、「こやつら、スゲェー」と感心しますが、「知っているかどうか」つまり「記憶力」だけの問題なのです。「なぜか」とか「どうなったか」という問題はないのです。例えば、「ノーベル賞がどうのようにしてできたか」「なぜ天皇家に近衛兵がいないか」「国際連盟と国際連合の違いは何か」などといった問題はありません。まあ、それでも「優秀なはず」の彼ら、彼女らは適切に答えるのでしょう。国を司るのが「法」であり、東大法学部がその「法」を教える最高府であって、その卒業生が日本国の舵を切る、と考えれば、現在、未来の「しあわせな日本」は彼ら、彼女らの肩に掛かっているのだから、(劣等感を持たないで)素直に見守りましょうか。

それにしても、何の役にも立たない(と思われる)人名、地名、単語、熟語を知っていて、一体何の意味があるのでしょうか。クイズ番組を見ながら、そう思うことしばしばです。無駄に頭を使っているとしか思われないのです。そんなぶつくさを言いながら今日もまたどこかのクイズ番組を見たりしているのです。


プロフィール

Author:能登繁幸
「ちょっと斜にかまえたエッセイ集」の第1集、第2集、第3集、ならびに毎週発信の「新能登メール」を収納。

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