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122.痛いの痛いの飛んでけ

皆さまお早うございます。
冬タイヤに交換しました。いや、実際は、スタンドに行ったら、6年前のタイヤですから是非新しいのに換えて下さい、と言われ、イヤひと冬200kmも乗らないからこれでいいのだ、と抵抗したものの、命に関わりますと半ば脅されて、やむなく新しいタイヤを購入した次第。溝はしっかりしているがゴムが固くなって滑りやすくなるのだとか。ホントなのだろうか。タイヤメーカーの陰謀のような気がする。

さて、新能登メール(122):痛いの痛いの飛んでけ を送ります。なお、来週は、技術士全国大会(郡山)参加のため、新能登メールはお休みします。

うさぎのノンタンとタータンが遊んでいます。「これは僕の赤い自動車。タータンは乗っちゃダメ」とノンタンが妹のタータンを突き飛ばしました。タータンは転んで膝小僧をすりむき、大泣き。ノンタンは責任を感じて「いたいのいたいの、あっちのお山に飛んでけ~」と「痛いの」を飛ばします。「痛いの」をペチャッとくっつけられた山は怒ってタータンを食べようとします。ノンタンは大慌てで「痛いの」を海に、次には空の(宇宙の)かいじゅうに飛ばしました。(やや中略して)タータンの「痛いの」はなくなりました。

ご存知(といっても孫のいない人には分からないだろうが)「ノンタンいたいのとんでけ~☆」という、我が孫が大好きな絵本なのです。この「痛いの痛いの飛んでけ~」というおまじない?は、皆さんも小さい頃に何度も親がやってくれたし、大人になってからは子どもに、そして孫に何度もしてあげているのではないでしょうか。

先週の「新能登メール(121):どんなふうに痛いのか」を送信直後に「今日の能登メールで思い出しました。『痛いの痛いの飛んでイケー!!』のコマーシャルで10ケ国の言語で表現しているものがあったよね」という返信がありました。どんなCMか私自身は知りませんが、ネットで調べると「痛いの…」は世界各地で似たような言い回しがあるようで、以下2~3紹介しましょう。
〇アルゼンチン(スペイン語)「Sana, sana colita de rana, sino sana hoy, sanara manana.」(なおれ、なおれカエルのおしり。もし今日なおらないなら明日なおれ)。
〇フィリピン(タガログ語)「Aray aray umalis ka」(痛いの痛いのどこかいけ)。
〇アメリカ(英語)「Pain, pain go away」(痛いの痛いのどこかいけ)つづけて「come again another day」(別の日に戻ってこい)ということもあります。英語は他にも「Kiss it better!」(チューすると痛みが良くなるよ!)、「make it go away」(どっかに飛ばしちゃおう!)、「There, there」(あ~よしよし<抱きしめながらいう>)
〇中国(中国語)「不疼了・不疼了」(ブタンラ・ブタンラ)あるいは「不痛了・不痛了」(ブトンラ・ブトンラ)で、単に「痛く無い、痛く無い」と言うだけ。どこかに飛ばしたりしません。

不思議なことにこれで子どもが泣き止むのです。んなバカな、とお思いでしょうが、科学的に証明されてもいるのです。痛いところを撫でると、痛みを抑制する何とかという細胞が増加し、実際に痛みが和らぎます(痛いところに手を当てると痛みが幾分低下します。「手当」の由来でもあります)。また、痛いところを優しく撫でる行為は親の愛情を子どもに確認させる効果があり、不安が鎮まり間接的に痛みが和らぐのだそうです。「プラセボ効果」(ニセの手術、儀式、薬による治療効果)に近いともいわれています。さて、ノンタンの絵本では「痛いの」は最終的に宇宙の怪獣が食べましたが、皆さんの家庭では「パパのところに飛んでけ~」とか「ジータンのところに飛んでけ~」と言って、パパやジータンが「ギャ~」と痛がってみせる、それが良いと思います。その痛がる様子を見て子どもや孫は痛みを忘れ、きっと笑ってしまうに違いありませんから。

プロフィール

Author:能登繁幸
「ちょっと斜にかまえたエッセイ集」の第1集、第2集、第3集、ならびに毎週発信の「新能登メール」を収納。

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