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119.余震に注意

皆さまお早うございます。
めっぽう寒くなってきましたが、体調万全ですか。私は風邪を引いたような、そうでないような、何かしら不調、といった数日が続いていて、歳のせいかと半分諦めつつ、いろんな薬を飲んでいます。お酒が旨い、という日が来ることを期待しつつ…。

新能登メール(119):余震に注意 送ります。

2018年(平成30年)9月6日3時7分59.3秒、北海道胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生した。最大震度は7で、この震度階は北海道では初めての観測である。気象庁は同日、この地震を「平成30年北海道胆振東部地震」と命名した。同日午前5時過ぎ、気象庁は緊急の記者会見を開き、地震津波監視課長は「今後1週間程度は最大震度6強程度の地震に注意が必要だ」と報じた。さらに「特に2~3日程度は大規模な地震が起きやすいので注意して下さい」とのコメントも付け加えた。

Lineやfacebookなどのsnsには「東日本大震災や熊本地震では、翌日もしくは2日後に本震が発生している。今回もその可能性が大きい」といった情報が拡散した。それらの情報に接して、我が家ではどうしたかというと、どうしようもない。注意のしようがない。とりあえず断水が心配で風呂に水をため、散乱したコップの破片を拾い集める作業に集中した。翌日もしくは2日後に本震が発生するかも知れない、という可能性は確かにある。そういった事例が過去にあるからだ。ならば今回は、というと、根拠はまったくありはしない。地震予知の研究はそこまで進んでいない。というか、地震予知は不可能とさえいわれている。前にも書いたが、この程度の地震がこのあたりで何年以内に発生する可能性がある、とは言える。しかし、いつどこでどれくらいの地震が「発生する」とは言えない。「2日後にこの場所で本震が発生する」など、どんな偉い先生でも言えるはずがない。そんなわけで私自身はsnsの情報をまったく信じなかった。

地震発生から1週間が経った13日、気象庁は記者会見を開き次のように発表した。「発生当初に比べて最大震度7程度の地震が発生した箇所において同程度の地震が発生する可能性は低くなりました。地震の発生数は緩やかに減少していますが、地震活動は依然として活発な状態ですので、今後1週間程度、最大震度5弱程度以上の地震に注意して下さい」。さらに「強い揺れを伴う地震がいつ発生してもおかしくありませんので、家具の固定など日頃からの地震への備えを心がけてください」とも述べた。

発表内容に非の打ち所がない。まず「最大震度が発生した箇所」で同程度の地震が発生する「可能性は低い」といい、そのくせ「今後1週間程度、最大震度5弱程度以上の地震に注意して下さい」というのだ。最大震度5弱程度の地震が「発生する」とは言っていない。単に「注意して下さい」なのだ。さらによく見ると「最大震度5弱の地震」ではなく「5弱程度以上の地震」と言っている。万が一ドデカい地震が発生したとしても、この一文で逃げられる。付け足しの「家具の固定」など一般論であり、わざわざ気象庁が言うまでもない。されどタンスが倒れてケガをしたとき、「だから言ったでしょう」と得意ヅラができる。

地震発生から1週間ほどは「学識経験者」なる大学の先生たちが多数テレビに出演した。誰もが「しばらくは同程度の地震が起きる可能性がある」と言った。確かに震度4とか3の地震は何度かあったが、あれから3週間、幸いにして「同程度」はなかった。「同程度」が起きなくて良かった。しかし「学識経験者」を信じ、「同程度」の襲来に恐怖感を抱き、不安な毎日を送ってきた住民に、「学識経験者」は何と応えるのだろうか。「同程度」が起きなくて良かったね、では済まされない。万が一の責任は取りたくないもんで、無責任なことを言いました。学術的に未知なことが多いものですから、ついオーバーに言う癖がついているのです。すいませんでした。と謝罪した人がかつていただろうか。

(と非難的に書いたが、10月5日午前9時頃、日高中東部を震源とする震度5弱の地震が発生!スマホの緊急地震警報が鳴り響いて、ビックリ、そして恐怖感。ほぼひと月後なのに「同程度の地震発生の可能性」を信じた方が良いのだろうか、とやや弱気になってきた。)



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Author:能登繁幸
「ちょっと斜にかまえたエッセイ集」の第1集、第2集、第3集、ならびに毎週発信の「新能登メール」を収納。

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