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読者からの感想文


「ちょっと斜にかまえたエッセイ第2集」を読んで頂いた方々から感想文が届きました。どれもこれも「褒め言葉」が連なっていて、読んでいて快感に包まれました。がしかし、よくよく考えてみれば、敢えて感想文を送るというときに本心であろうが無かろうが普通は「褒め言葉」の一つでも入れるに違いありません。そもそも「面白くねぇ~」と思った方は感想文を送るはずがないのであります。…といったようなちょっと斜にかまえた気分で感想文を読みましたが、どれもこれも個性溢れる文章で、「ボツ」にするには到底忍びない。ここはやはり前回同様、巻末に収録することに致しました。ほぼ原文のままで、到着順にしてあります。なお、感想文を送って頂いた方々から掲載の承諾を得ていません。したがって、問題がありましたらすべて私の責任ということに致します。



●本田:拝読させていただきました。この本がどんな本なのか、能登様がどんな方でいらっしゃるのか分からないままページをめくり始めたのですが、まるでテンポ良い音楽を聴くかのような心地で一気に読み上げてしまいました。
 特にそのテンポが速まったのが「割れ窓論理」の中でした。まだ20歳である私は並べられた若者への批判を読み返し少し反感を覚えかけました。が、その後の一文。「何か幾らでも書けそうなんだけど、ホントにいう勇気がないんだよなあ」。なぜだかとても楽しくなり、心は先見たさに走りっぱなしとなりました。
 そしてお伝えしたいのが、このエッセイ集が無知な私にとって知識と見解の宝庫になったことです。良い時間を過ごさせていただいたこととともに、そのことへもお礼申し上げたいと存じます。ありがとうございました。

●山神:すごく面白く読ませていただきました。ページをめくるたび、へぇーの連続でした。何が確かで、何が確かではないか、疑問を持ち、知りたいと思い、明らかにしようとすることでここまで世の中の見え方が変わるのだな、という感じです。疑問を持たなければ、当たり前の日常。世の中のいろいろな仕組みの上で生きているということにも気づけません。分析的に物事を考えるって面白いのだな、と思いました。日常の中でどれだけいろいろなことを感じられるか、でもあると思います。

●長谷川:この度は300冊という限定版の著書を私のために2冊もいただき、誠に有難うございました。内容が多岐にわたり、能登顧問のマルチな才能に感心しながら読ませていただきました。
 どれもこれも楽しい切り口ですが、媒酌人挨拶、結婚お祝いスピーチは吹き出しながら読みました。私も発起人や友人代表で挨拶する機会がありますが、次回以降参考にさせていただき、社交辞令を離れ「本質を突いて」笑いを取れる挨拶をしたいと思います。
 「北海道をけなそう」は傑作だと思います。センスがあれば歌にしたいくらいです。ケチな人が多い!まさしくその通りだと思います。値札どおりに物を買う反面、ホテルのサービス、人からノウハウを伝授されることに価値を認めない。だから北海道のホテルはいつまでたっても低価格路線による自転車操業。
 寅さんの映画「お前、男なんだから割り勘なんてみっともないことをするんじゃないよ!」のセリフも思い出しました。
 北海道の経営者で「旦那衆」のような人間が増えれば、サービス業に優秀な人材が出てくると思います。ケチでセコイ人間が多い北海道では無理でしょうね。今は無理ですが、私は将来「粋なオヤジ」になります。このテーマに関しましては、機会がありましたらじっくりと議論させていただきたいと思います。
 この度は誠に有難うございました。今年に入って私の勉強仲間が立て続けに本を出版しております。そして我が社にも!ビジネスマンとして刺激をいただきました。

●大谷:先週の土日、総合技術管理部門の勉強をする予定だったのに、面白くて一気に読んでしまいました。いつもながら能登顧問のするどい洞察力と、これを見事なまでに表現できる巧みな文章力、いつも羨ましく思います。
 中でも「豊浜トンネルの記憶」は、読んでいて当時の記憶がまざまざと蘇りました。改めて関係者の方々の大変な現場での苦労を知ることができました。今回知って驚いたのはNJ室長が不眠不休でびっちり現場に張り付いていたことです。その後すぐにお会いする機会があったのですが、まったく体型が変わっていなかった(痩せていなかった)ので、そんなことがあったとは想像もつきませんでした。
 また、「テレビを見てたら腹が立ってきた!」は仰るとおりです。思わずうなずきながら読んでました。あのジャリタレ何とかならないのか! それだけ世の中ロリコンが多いということなのか! 最近だと19歳の元モー娘のメンバーとウルトラマンコスモスの「できちゃった婚」。恥ずかしくないのか! 常識と言うものは無いのか! 親の顔が見たい!と言っている自分の感性が、還暦を過ぎた能登顧問と同じということに気づいてちょっと悲しくなりました(^^ゞ
 まだまだ、ネタはいっぱい持ち合わせている(増えてくる)と思います。ぜひ第3集の出版を楽しみにしています。今回の出版が還暦だから、次回は古希ですか(^_^)v

●高橋:貴著「ハスにかまえて」第2号を通読しました。歯切れの良い薀蓄と調査の深さに敬意を表します。第3号を期待します。

●本名:協会の女性に読ませたところ、「大変おもしろいです。本名専務よりも辛口ですね。この人は相当キツイかたですか?」「いやあ所さんのようにユーモアにあふれた人だよ。オレは協会の看板しょって書いているから大変なんだよ。先輩は自由に書けていい。」
 私も改めて貴書をぱらぱら見出したのでしたが、さすがというか、観点・着目点が一致するところが多々ありますね。おっといけねえいけねえ、影響されてしまいそうなので、協会ニュース書き終わるまで拝読を控えます。前にも、「毎月新聞」という面白そうな散文集がありましたが、同じ理由で買うのをやめたことがありました。

●鈴木:2冊のエッセイ集を興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。感想を述べさせてください。
 まず、能登さんにオヤジの背中を感じました。そのオヤジは「不器用で頑固な」という修飾語を伴います。そして、オヤジの人生は、ものすごく人に気を使い、常に自分を向上させる努力をしてきたのだと感じました。
 ロンドン便りは、能登さんが私と同じ年齢ぐらいの時に書かれたと思います。自分にそのようが発想ができるかな~と考えると、改めて能登さんのすごさを感じます。
 豊浜トンネルの話です。4おわりにの最後の一行で、ナミダがでました。被害者家族を思い活動している方々に対する、マスコミや世間からの容赦ない批判に…。想像に及びませんが、凄いご苦労をされたと思いました。
 以前、当社にゼネコンOBで青函トンネルの現場所長の方がおられました。その方と飲んだ席で、月並みですが「工事で一番のご苦労は?」と質問したことがあります。難工事の苦労話が出るかと思いきや、その方は「家族へのマスコミの取材」と答えられました。当時は、青函トンネルが税金の無駄使いとマスコミから騒がれていた時期です。
 どうしてこうも土木は、世間受けが悪いのでしょう。私も、世間にどんどん情報を発信して、土木への誤解を解いていこうと思います。
 能登さんは、マズローの5段階欲求のどの位置にいるのでしょう。ふと、そんが思いが頭をよぎりました。
 勝手に決めましたが、エッセイ第3集の読者からの感想文に紹介されても、恥ずかしくない業界人を目指していこうと思います。ぜひ、出版を期待します。

●古川:先日はエッセイ集、ありがとうございました。早速、洒脱で軽妙な文章を楽しく読ませていただきました。「千夜一夜物語」の怪ではありませんが「知識の宝庫」ですね。「トシのこと」、「我が家の屋号」、「せっかちの理由」は腹を抱え笑ってしまいました。
 私の家内も本当は4月1日生まれ、それを両親が4月3日生まれで届けたそうです。おかげで高校時代同学年となり今に至っています。また、家内の両親が新婚時代(昭和15から17年)礼受小学校の先生だったそうで3年ほど前に留萌経由で稚内まで行った際、義母が懐かしく眺めていたのを思い出しました。さらに小学校時代の複式学級、私も道南の森町石倉小学校で小1から5年生まで同じような複式でした。皆にはいつも一つ上の学級の勉強をしていた「神童」と言っていましたが。
 「セキのエジプト」・「バリ島」の旅行記、楽しく読ませていただきました。
 「豊浜トンネルの記憶」、涙腺が緩みました。翌年の第二白糸トンネル崩落の際、現道路維持課長の佐藤さんの要請で開土研のキャンピングカーでの復旧対応をしたことも思い出しました。幸い、こちらは人災がなく良かったですが。
 「彼らのホンネ」、理解できる部分が大部分です。
 第一集を頂きました折に「エッセイ」は起承転結の「転」が難しいというお話を聞かせていただきました。毎月、支店の「安全メッセージ」、難しいことばかりを言っても誰も聞きやしないと思い「支店長メッセージ」としてその月の話題やらを支店社員に送信していました。この際に本当に「転」の難しさを知りました。
 本当に楽しく読ませていただきました。感謝・感謝です。ありがとうございました。

●日野:心暖まる本を頂きまして有り難うございました。昨今のマスコミは役人を国賊かのごとく報道していますが、中には若い人たちをこれが公僕であると、目立たぬように教育をされている立派な役人もいることを知るべきと思いました。特に苦労された父親を家族全員がいたわる姿こそ「日本の美し姿」と思いました。

●清田:おじさんのエッセイ、いただいてからすぐに読んだのですが、博士をとってからメールしようと思っていたので感想遅れてしまいました。相変わらずの気持ちの良い文章で、あっという間に読んでしまいました。豊浜トンネルについての反響が多くの人から寄せられているとお聞きしておりましたが、やはり私にとっても最も印象的でした。第三者の考え方と現場で作業に従事する人の気持ちは大きくかけ離れていたことがよくわかります。確かにあのころニュースを見ていて、「多少強引な手段を使ってでもさっさと掘り返して救出すべきだ」と私も無責任に考えていたことを思い出しました。しかし、一度崩れた崖下に立つ人の気持ちが今ではよくわかります。あの崖下で小指ほどの大きさの石が落ちてきたときの恐ろしさは、現場の人間にしかわかりません。私も中越の調査で、調度崩れた崖の下にいたときに余震が起き、必死で逃げ帰ったことがありますが、本当に生きた心地がしませんでした。
 しかし、今でもこのような現場の状況を第三者にうまくわかってもらえる術はわかりません。おじさんのエッセイが多くの人に読んでもらえればと心から思います。

●高橋:本を頂いてから時間が経ってしまい、申し訳ありません。能登役員が書かれているコラムなどは、これまで何回かお見受けしたことがあるのですが、ユーモアにあふれていていつも楽しく読ませてもらってました。今回頂いた本も時には面白く、時にはマジメにといった内容で書かれており、スイスイ読み進んでしまいました。
 暑気払いの席上で不意にも“マルオーのボッコ”って何ですか?と聞いてしまいましたが(あの時は失礼をしました。)、本を読み昔は屋号で呼び合う時代があったのかと感心しました。“結婚式のスピーチ”の話も楽しく読みました。ユーモアたっぷりの内容で新郎新婦にとっては思い出に残る結婚式になったんではないでしょうか。きっと会場の皆さんも大盛り上がりで聞いていたことでしょうね。
 また,“豊浜トンネル”の話題は興味深く読みました。当時(1996年)、私は高校の3年生でしたが、巨大な岩塊が突き刺さった映像、発破によって岩塊が破壊される映像が目に焼きついてます。その当時のやり取りが能登役員の心境とともにリアルに描かれており、本を読みながらちょっとドキドキしました。大変なご苦労をされたんだなと思うと同時に、自分が同じ状況に立った時を想像して恐怖を感じました。
 全部読んだあと、この業界の人達に限らずいろんな人が読んでも面白いなと思い、頂いた本は今私の妻の手に渡っております。まだ全部は読みきっていませんが、「この本面白いね」と言っておりました。
 またこのようなエッセイを書かれることがありましたら、読ませていただきたいと思います。

●菊池:エッセイの第二集をいただき有難うございました。その昔、第一集を頂いたのに読みっぱなしで、申し訳ありませんでした。確か感想を寄せますとお約束したと思います。
 今回、第一集も改めて読みました。愉快でした。第二集はさらに余裕が伺えて楽しいと感じました。5年前に読んだときも、中々やるーという感想を持ったのでしたが、タイトルを意識したわけではないのですが、読み手である私のほうがが斜に構えていたような気がします。文字通り口を曲げてにやりとしたという事です。エッセイの書き手はそれ相応に推敲に推敲を重ねて書き上げるのだとおもいます。読み手は割りと楽に節々で共感したりしながら読んでいくものだと思うのですが、わたしはそれが出来なかったのでした。上の空だったのですね。あまりにも職場においても私的な面においても屈託が多すぎたのだと思います。自分ではわりとすいすいと乗り切ったつもりでいたのですが、かなり重たい環境だったようです。それも一応、通り過ぎて、数倍も快適な環境にある現在は、とても素直に楽しく読む事が出来たのです。特に、能登さんの人となりが形成されたと思われるウント若いときのところがおもしろかったです。家族との交流の部分も、興味深く読みました。ありがとうございました。第三集目も当然考えているのでしょうか。楽しみにしています。

●阿部:エッセイ集をいただき、誠に有り難うございました。大変楽しく読ませていただき、能登様の人柄、考え方について改めて感動しているところです。何事に対しても、「ちょっと待てよ」、「こう考えたら」など、疑問に思うことの重要性について再認識させられました。
 また、豊浜トンネルの崩落事故について、マスコミ報道でしか知ることができず、初期対応など分からない部分がありましたが、その疑問も解消することができました。今後、私生活や仕事における貴重な参考書にしたいと思います。

●佐々木:楽しく、心暖まるエッセイ集、ありがとうございます。特に心に滲みたエッセイの感想を送ります。
「我が家の屋号」 魚屋だった私の家にも屋号がありました。○の中にサと書いて、「マルサ」と読みます。私が18歳のとき父が亡くなりましたが、5年ほど前まで母が店を切り盛りしていました。幼い頃、セリに行く父について行き、他の仲買人から「マルサの子か?」と尋ねられたことを思い出しました。
「二つの原理から四つの原理へ」 元の会社の最後の一年は「利益第一」が求められました。銀行出身の経営者には、「人間性原理」や「社会性原理」は必要なかったのかも知れません(その余裕もなかったのですが)。私自身も「効率」や「競争」よりも大切な「人間性原理」と「社会性原理」を忘れかけておりました。「黙っていてもジワリと行動に滲み出る」そんな技術者になるために、せめて一日に一回は「技術者の誇りとは何か、社会が要求するものは何か」を自分に問いかけ、行動していきたいと考えております。
「結婚お祝いスピーチ(その2)」 私も「ごめんなさい」がなかなか言えません。ついつい我を張ってしまい、後悔することを繰り返しています。「ごめんなさい」をきちんと言えるかっこいい男になって、多少の波風が立ってもハリケーン並の嵐が発生しない穏やかな家庭を築きたいと反省しました。
 エッセイ集、本当にありがとうございます。第一集と一緒に、大切に、時々読み返して、心に潤いを保ちたいと考えています。第3集の出版を今から楽しみにしております。

●鈴木:エッセイ第2集をいただき、ありがとうございました。お礼が遅くなり恐縮しています。本当に引きずり込まれるように拝読いたしました。
 文章も繊細で、考えていることが目に見えるように伝わってきます。寺田寅彦の文章を思い出しました。やはり、科学者は物事を客観的に色々な角度から分析して、誰もが納得できる結論を出すものと納得した次第です。真実とはそういうものだということですね。
 とても多くの範囲でご活躍ということと、物事に対する真摯な姿勢が伝わってきます。それぞれのエッセイとても興味深いものですが、やはり「豊浜トンネルの記憶」には圧倒されました。能登さんの目を通した現場の状況と事故調査団長としての判断や行動など、どれも想像していた以上に厳しいものですね。このことは現在、公物管理をしている職員すべてが知るべきことと思います。能登さんもこのことを後輩に伝えたかったものと理解しております。最近○○運動を展開し、その中で多くの若手職員の話を聞いておりますが、「先輩が忙しくて相談ができない、先輩の体験談や失敗談を聞きたいがその機会がない」といった意見が多く出されています。この文章をみて、私もそのことの大切さを改めて理解しております。
 ハリネズミのジレンマは、実際は結構上手に交尾しているそうです。「せっかちの理由」は、私も全く同様で、ほっとします。いろいろ生意気書きましたが、感謝の気持ちであります。ありがとうございました。

●石塚:留萌高校先輩の能登さんのエッセイ第2集、さっそく拝読させて頂きました。特に「結婚お祝いスピーチ」や「美人とブスの話」は私には想像もつかない切り口で記されており、先輩の豊かな発想力と表現力のすばらしさに、ただただ感服するものです。
 私も含めて、元来技術屋には「文才」という言葉は無縁であり、ましてユーモア溢れる文章力など兼ね備えている人種とは思っていませんでしたが、能登先輩だけは別格でした。第3集の発刊を楽しみにしております。

●中島:エッセイ第2集を読み終わりました。能登さんの柔らかな発想・表現の数々に、能登さんのお人柄が浮かびます。私も社会人としての立場から共感できる内容がたくさんあり、考えさせられました。
 その中でも「倫理」とは何か。この言葉の響きと、言葉の中に含まれる意味の重さを、現実的に考えさせられました。とくに「君ならどうする」、「すべからく死ぬまで勉強すべし」というこの二つの言葉が非常に印象深く、感銘を受けました。一つ解決したと思ったらまた目の前に新しいチャレンジの山が見えてきます。私の人生はいつまで経っても勉強させられるばかりです。人生とは死ぬまで勉強の毎日なのかも知れません。答えはまだ出ていませんが、「倫理」とは何かをこれからの私の人生の課題の一つとして勉強に取り組ませて頂きたいと思います。
 また、豊浜トンネル事故を活字か映像として作り、残すことが北海道開発局の価値観にあるのだと思います。
 第3集の出版を楽しみにしております。能登さんと出会え、また貴重なエッセイ集を拝読できたことに深く感謝と御礼を申し上げる次第です。

●川端:エッセイ第2集、ありがとうございました。大変面白く拝読させていただきました。「豊浜トンネルの記憶」には、読んでいて思わず姿勢を正しました。F組社長とN部長とのやり取りの場面は、泣きました。「電子会議室のこと」では、様々な意見が寄せられたことが想像されました。感謝を忘れた無責任な発言は慎まなければならないと自らに言い聞かせました。
 「ノアの箱船への疑問」「千夜一夜物語の怪」については、能登様の博学ぶりに脱帽しました。小生も「新約、旧約聖書」「千夜一夜」を死ぬまでに目を通そうと決心しました。(つい先年まで、「新約」を「新訳」、「預言者」を「予言者」と誤解しておりました。)
 「毛髪に関する考察」は小生の関心事でもあり、興味深く拝読しました。
 中略
 全てのお話を面白く読ませていただきました。ちなみに「第1集」が手元にないことに気づき、嫁いだ娘に話しましたら「自分が持っている」とのことで、再読しようと思っています。これからもどんどんお書き下さい。ご期待申し上げます。

●吉川:エッセイ第2集、ありがとうございました。さっそく読ませていただきました。「豊浜トンネルの記憶」は、他のエッセイとは明らかに異質のドキュメントタッチの文章で、「トンネル会議室」にどのような意見が寄せられたのか存じませんが、文面には当時の苦悩(と怒り?)がにじみ出ているように感じました。現地の皆様の真の苦労を知らないマスコミや、部外者の(勝手な)意見は、どうしても自分の考え通りにやれと、当事者を責めるきらいがあるようです。
 阪神大震災の時も、TV画面を通じて、なかなか進まない消火活動に業を煮やした人が、なぜ「消化弾」を使用しないのか?と、強硬に主張したので、消化弾の原理(酸素の遮断)から、これを使用すれば瓦の下の生存者の生命を確実に絶つ、と説明してやっと黙ってもらったという話しはあまりにも有名です。
 (中略)
 「セキのエジプト」は、異境の地で病気になったときの心細さ、もどかしさを表に出さず、淡々と書いておられますが、どこか本音の無念さを感じられる文章でした。
 素晴らしいエッセイをありがとうございました。

●天沼:(A4版8枚にわたる感想文から抜粋)
○セキのエジプト:私の中ではこれが最高傑作です。これを読んで路面電車の中で吹き出すこと数回。実際あったお話だけに、非常に臨場感があって、感情移入してしまいます。読んでいて能登さんの身になったり、奥さんの身になったり、実におもしろいです。能登さんが、なんとかセキを止めたくて、自分の上体の角度を調整して、セキが出ない角度を探ったというところに、技術者魂?というより、せつなさがよく伝わってきます(笑)。
○毛髪に関する考察:これは自分の身になって真剣に読んで、非常にためになったお話。私こと、そろそろ頭髪が危ない状態なものですから。
○映画のハナシ:これも相当皮肉れた…じゃあなかった、客観的なアプローチによって能登さんが映画にまつわる話を解説されていますが、中でも『アメリカ映画に見る「命」の疑問』はなかなかの傑作。
○黄金比:非常に興味深かったですね。フィボナッチ数列の隣同士の数の比が次第に黄金比に近づくということ、白銀比や白金比なんて、まったく知りませんでした。
○筆記具のレクイエム:第2集の後半のエッセイは、どれもためになるものばかりですが、この筆記具のレクイエムもそのひとつです。
○豊浜トンネルの記憶:人が巻き込まれた災害は心が痛みます。その災害対応に直面した方々の苦悩と苦労は想像を絶するものがあったと思います。このドキュメントとも言えるエッセイは、土木技術者が、常に抱えていかなければならないものを我々に教えてくれていると思いました。私は、若い技術職員の研修の講師をした時に、よく問うことがあります。「あなたは自分の現場で、自分の不注意で人が亡くなったときに、どう責任をとりますか」という問いです。私の答えは、“責任をとれない”です。自分が“責任をとること”は実際には不可能なのだと思っています。だからこそ、常に努力し続け、そして起きたことから逃げずに関わり続けることが大事なのではないかと彼らに伝えます。
 先日お会いした折、このエッセイで是非『能登先輩を偲んで』というブログを作りたいってお話したら、能登さんに「馬鹿者、それは死んだ人に使う言葉だろ」って怒られました。まだまだ日本語の勉強が足りないようです。
 第3集を本当に楽しみにしています。

●菅井:「ちょっと斜にかまえたエッセイ」、ありがとうございます。「はす」にかまえた、とお読みするのですね。大切な本を頂いて、嬉しかったです。早速、読み始めましたが、とても、楽しいエッセイですね!爽快な表現、思わず、噴き出す表現。話題も、バラエティー豊かですね。すぐに読み終えてしまうのが、もったいない、と思うぐらい、素晴らしい本です。第2集も、大切に読ませていただきますね。次にお会いするとき、お持ちします。(その前に、全部コピーしてもいいでしょうか)

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プロフィール

Author:能登繁幸
「ちょっと斜にかまえたエッセイ集」の第1集、第2集、第3集、ならびに毎週発信の「新能登メール」を収納。

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